コミュニケーションの「オートパイロット」を意識する その②

 

昨日の塚越悦子さんの記事、

コミュニケーションの「オートパイロット」を意識する

に続いて、同じテーマで書いていきたいと思います。

昨日の問い、

◆オートパイロット化されたコミュニケーションで、変えたいと思うことはありませんか?

という問いには、みなさん何か思い浮かびましたか?

 

私自身でいくと、

育児が始まってから、

「ねぇ、これやって」「これお願いできる?」「今は難しい?」

という、家事ヘルプの依頼の仕方が、

緊急性を持たせ、

「(なんで気づいて早く自分からやってくれないの)」と、

非難の色を持たせているな、と

 

多いに反省しながら、さて、どうしましょうね。と、

みつめています(笑)

 

さて、このオートパイロット、

ニュートラルなものなんですが、

オートパイロットにより得られるメリットというものは、あるんです。

それは昨日zoomセミナー内では少し紹介されていましたが、

このポイントを詳しく見て行きたいと思います。

 

出ていた例は、スティーブジョブズや、マークザッカーバーグは、

毎日同じ服を着て、服選びをオートパイロット化している。というものでしたが、

この理由、ご存知ですか?

 

迷わないで済む。ということなんですが、

ポイントは、”ひとの意思決定の力(ウィルパワー)は有限である”

ということ。

 

しかも、一日単位で限界があるそうです。

だからこそ、重要な意思決定にウィルパワーを使いたい、と考える

これらのリーダー達は、

服選びにウィルパワー使っちゃったら、経営判断の力が残らなくなるよ。ということ。

この例からも分かる様に、このウィルパワーは、

各ジャンルで用意されるわけではなく、

総量が同じ所にあるイメージなわけです。

 

つまり、

毎朝起きて、朝食を作り、出発準備をして、保育園まで送り届け出勤する。

という流れが、ルーティン化していなくて、

毎朝、起きてから、

「今朝は何を作ろうか」「何を着ていこうか」「どちらが送り届ける?」

と、都度選択していると、

仕事につくころには、すっかりウィルパワーが減ってしまっていて、

また、総量は一日単位で、朝をピークに夜は減って行くので、

夜、ちょっと夫婦の時間で、今後の旅行プランを話し合おうか、という時には、

そのエネルギーが残っていない。

 

という様なことはあるわけです。

 

さらには、たとえば、

結婚前後で、

このことについて彼に聞いてみたい。話し合いたい。自分の考えを伝えたいと思いながら、

今日言おうかな?言うまいかな?

と迷って、

やっぱりやめた。と、します。

言わなかったんだから、何もエネルギーを使わなかった様に思いますよね?

ここでは、「言わない」という選択をするにあたり、

ウィルパワーを使ったわけです。

そうして、消耗してしまうと、

 

さて、パートナーシップをより良くするための他の選択へ、エネルギーが残らなくなります。

 

究極的には、離婚しようか、しないでおこうか、長期間悩んで来られた方は、

総じて疲弊されています。

そこでお話するのは、

一度その選択を脇において、リセットして、

まずはできることの範囲から、関係をより良くできるかトライしてみて、

それからもう一度この選択について考えませんか。ということ。

半年や、一年といった一定期間をご自身で、設定してみてください。

とご提案して、ようやく何かに取り組み、新たな選択に向かうことができたりします。

 

こういった選択が、個人にもありますし、

生活を共にする夫婦単位では、事前に話し合っておくと、

とても生活がスムーズになるということがあります。

ウィルパワーの節約ですね。

 

一方、このウィルパワーは感情とも密接な関係を持っていて、

喜びや、楽しみを感じる分野では、

よりクリエイティブになり、意思決定も早くなるという特性を持っているので、

同じ「朝食何作ろうか」という選択も、

●ごはんづくりが大好き!趣味!という方と、

●さほど希望は無いんだけれど・・・という方の、

それは、随分違うことになりますね。

 

パートナーシップの中で、見直したいオートパイロット、

また、オートパイロット化することで、

ウィルパワーが節約できそうなこと、

 

そして、選択できずにずっと迷っていることなど、

ふたりが、ふたりらしく、エネルギー満タンで、未来に向かえる様に、

整えていきたいですね。

 

きょうの問いはこちら。

あなたが、日々選択していたけれど、

オートパイロット化すると、良さそうなトピックスはなんですか?

 

 

 

あと何年パートナーと過ごすつもりでいますか?

 

こんにちは、今回は安東美紀子です。

 

***

 

命の時間って、

いつ終わりがくるのか、私たちには分からないわけですが、

 

あなたは、

あと何年パートナーと過ごすつもりでいますか?

 

私は、

もしきょうが最期になっても後悔しないように、ちゃんと愛してるよって、伝えておきたいし、

100歳まで生きるつもりで、豊かな関係を育んで行きたいなぁと思っています。

 

 

で、

そんな理想を生きているかというと、

特に、ケンカしたり、不機嫌で出発した朝などには、

そのことを思い出しますから、

つまり、

なかなか忘れていることが多いのですが。

 

 

私たちは、実際、100年時代に突入しているそうです。

 

少し前の感覚だろうと思われる

60歳で定年を向かえたら、

あと少しの余生・・・ではなく、

あと、40年あるわけですね。

what are you do the rest of your life ?

という、私の大好きな曲の歌詞の響きも、随分違うわけです。

 

私達夫婦は夫が40代ですから、

人生折り返しにも来ていないわけです。

あー。なんかこの人と生きていくのか〜と、ネガティブな感情が大きくなってきた時に、

直面するのは、

『あと60年も!?』みたいなことになるわけですよね。

 

 

 

”今目の前にある感情が、とても幸せだから、

ちょっとその向こうにある不安は、見ないでおこう”

 

という選択や、

 

”今が辛すぎて、よく考えられないので、

もやもやするけれど、何も決めないで行こう”

 

というような選択をすることって、

あることだと思うのですが、

 

『私、あと○○年このひとと一緒にいるとして、

今、何しておきたいだろう?』

は、ひとつの問いだと思います。

 

そして、この選択はもちろんひとそれぞれ。

「あと、70年の人生だとして、ふたりのお金のこと、もっと肚を割って、

未来志向で話してみたいな」

と思うこともあれば、

 

「あと60年の人生、やっぱり、今のセックスライフのままは、嫌だ!」

と言うような気づきもあるかもしれません。

 

”気づかなかったら、幸せなのに” と眼をつぶるのか、

何十年の年月を豊かに育んでいこう。と肚をくくるのか。

大きな分岐点になると思っています。

 

 

”年月”を脅しや、重いものではなく、

より豊かに育んでいくためのものとして

捉えたいですね。

 

 

あなたは、あと何年、パートナーと過ごすつもりでいますか?

 

 

 

 

 

 

パートナーと一緒に住むと決めたけれど!その③

 

安東秀海です。

今回は、”パートナーと一緒に住む”シリーズとして、

僕の体験も紹介したいなと思います。

 

臨床としては、自分の空間にこだわりを持つ男性や、

モノのコレクションが多いケースなど、

色んなお話を聴きますが、

”男性特有”のものもあれば、

やっぱり個々のテーマだなぁと感じつつ、

 

”自分の空間をパートナーと共にする”

”これまでのやり方を手放す”

という、機会において、

 

一緒に住む。ということを考える時に、

それぞれのテーマが浮き彫りになったり、癒やしのチャンスが訪れるということは、

ひしひしと感じています。

 

 

さて、僕のケースも、ちょっと極端ではありますが、

ご紹介しておきたいと思います。

妻も前回の記事で書いていますが、

僕自身は家・部屋に、こだわりがあまりなく、

そもそも”自分のもの”でもあるという意識がありませんでした。

それは一緒に暮らし始めた頃から、ごく最近まで変わらないというか、

ひょっとしたら今でもそういう部分があるように思います。

 

では、自分にとっての部屋、というかスペースを見出していたのかというと、

カバンひとつ

 

だったりします。

今でこそかなり小さなカバンを持つようになりましたが、

以前は小ぶりなスーツケースが、

デフォルトでした。

 

会社員時代は、出張がとても多かったので、そのせいもあるのですが、

・替えのスニーカー

・本数冊

・パソコン

・タブレット

・常備薬

と、感覚的に、いつも、”必要なものはすべて手元にある” というような状態でした。

 

 

ですから、部屋に置いてるものは、基本捨ててもらっても問題ないとも思っていたり、

興味がないのか?と聞かれれば、

まぁ、本当にあまり興味はないというのが正直なところで、

妻がhappyならそれがいい。というのが希望なくらいなのです。

 

 

僕達夫婦は、

仕事柄もあり、そいうった反応が、とても敏感に対話のきっかけとなるので、

色んな対話や、ワークがあったりもしたのですが、

大きくその感覚が変わってきたのは、

息子の部屋づくりを考えるようになってからかもしれません。

 

それまでは、妻はより主体的に関わることを望んでいることを知りつつも、

”妻がハッピーな状態”以上に、僕の希望するものはありませんでしたから。

 

でもこの頃は、

息子の安全確保や、快適さ、おもちゃの好み、などなど

いくつかの要望や、自主的な関わりが出て入るかなー。と感じつつ、

カバンの中身も少し、軽くなっています。

 

この僕の体験のバックグラウンドにあるものは、

まぁ確かに色々と分析はできますし、

これから、同じくように、住まいを共にするにあたり、

個々のテーマが浮き彫りになるカップルもあるかと思います。

そんな中、ひとつとても重要だな、と感じているのは、

 

個々のテーマと向き合う勇気と、

合わせて、

2人が2人らしく快適である道を探ること。

 

このふたつを並行していけば、

絶対的な正解はなくても、

サポートとなる方法はたくさんあって、

そして、それを自分たちらしく活用していけるのではないかと思います。

 

 

 

パートナーと一緒に住むと決めたけれど!その②

 

昨日の塚越悦子さんの、

パートナーと一緒に住む!と決めたけれど・・・

に続き、

 

とてもとても個人的な、私たち夫婦のケースを少しご紹介したいと思います。

 

私が持っていた「パートナーと一緒に住む!と決めたけれど・・・」の先に続く行動パターンは、

一見潔いように見えて、◆保険をかける。でした。

(◆モノが多い。というのもありますが、それはまた別の機会に)

 

できるだけ長く一緒にいたい。好きな人とは生活は一緒にしてしまいたい。と思うので、

お付き合いが始まると、すぐに半同棲が始まるのですが、”半同棲” なわけです。

自分の部屋は物置としてでも、残しておく。

 

 

当時、顕在意識ではっきりと意図していたわけではないのですが、

振り返ると、

「もし、何かがあった時には」

「いつでも戻れる様に」

といった、コミットしているように見せて、

保険をかけて、実はコミット仕切れていない部分があり、

そこには、

「いつか上手くいかなくなるんではないか」

「捨てられるんじゃないか」

「私が飽きちゃうんじゃないか」

 

といった、色んな隠れた不安があったのだと思います。

 

いよいよこの関係を続けるのか?

それとも終わりにするのか?というようなケンカというか、試練がやってきた時に、

一気にお部屋も、肚もくくることに決めたのですが、

これが不思議や不思議。

不安だから備えてあったはずですが、

備えがない方が、迷いが無くて、ずっとスッキリしたのです。

これこそがコミットなんだな〜。と感じた覚えがあります。

 

 

そして、夫の話。

夫は、住む場所や、環境、条件、モノにも、一見こだわりがない様なのです。

2人の関係が上手く行くように、と、

私の意見を聞いてくれ、大概採用してくれます。

持ち物も多くなく、彼個人のもので言えば、ミニマリストとも思えるほど。

 

ですが、◆自分のものではないと思って放置するゾーンと、

◆秘密の箱 があるのが彼のパターン。

 

例えば、キッチンは、”自分の領域ではない” と思って、関与しない、というようなことが

料理をしない男性にはあるかと思うのですが、

それが、家のほとんどの場所に対してのスタンスの様でした。

まるで、”これは自分の家(居場所)ではなくて、あなたのものでしょ” と言うような。

 

だから、掃除や片付けも、

依頼されればするけれど、自主的には関わらない。

ある時、大掃除があまりに進まず、

「なんでそんなに無関心なの!!私たちの部屋でしょう!!」と

私がキレた時に、

「あ、そっか。」と、意識のズレに気がついたそうです。

 

そしてもう一つ。

◆秘密の箱

といっても、秘密が詰まっているわけでも、

隠しているわけでもないのですが、

モノをあまり持たずシンプルに片付いている彼ですが、

いつもクローゼットの奥の方に、ゴチャゴチャっとしたboxがあるのです。

 

何度引っ越しても、ある。

 

私が大掛かりな断捨離とお片付けをした時に、

突っ込んで聴いてみたら、どうもこれまた、

「自分のモノだ、という自覚はない」らしく、

だから片付けないのだけれど、

見てみると、

「もう今は要らないもの」が、

封印されている様です。

 

あー。まるで潜在意識や無意識だね〜。

と、心理学を学んでいる私たちは笑ったのですが、

 

本当にココロと部屋・住む場所は、密接に関連しあっているなぁ、と感じたのです。

 

 

最近は、お片付けの専門家の方もいらっしゃるくらいで、

この関係性も知られてきていますね。

 

 

個々が持つテーマが、

”ふたりの生活” と向き合う際に

新たなフェーズでテーマとして浮き彫りになることもあります。

 

時にはその対話が、ココロの癒しにつながることもあり、

絆を深めてくれるものにもなりえます。

 

 

悦子さんの言葉にもあるように、

”パートナーの人生を受けいれる” ということは、

自分のこれまでのやり方を【そのまま】では難しいこともでてきますね。

 

変化には怖れや負の感情もつきものですから、

やはり、試練に思えるのですが、

 

その試練に思えるポイントこそが、新しい関係性、新しい2人の人生の始まりですよね。

ただ嫌な感情と向き合うことや、犠牲、我慢、とせず、

向き合った先にある ”未来の自分” と、”2人” を信頼して、

気づきや、自分のプロセスを歓迎してみる。

 

物理的にも、心理的にも、

スペースをつくれる、自分たちらしい方法を見つけましょう。

 

 

“なんだよ、そういう君だって!” と逆ギレする彼。

 

こんにちは、安東美紀子です。

今回は、よくあるご相談シリーズから。

 

”私が◯◯って言ったら、

彼が、「なんだよ、そういう君だって□□じゃないか!」

って、スゴく不機嫌になっちゃって。

私、そんなに□□ですかね? でもそれって仕方なくないですか? ”

 

この、◯◯や□□は色んなものが入りますが、

こいういうご相談は結構やってきます。

 

で、ご本人は、□□について悩まれてたり、

喧嘩してしまったことに落ち込まれてたりするんですが、

 

 

ここで、知っておくと役に立つポイントが2つ!

これが分かっていると、

深刻になりすぎずに関係を深めるためのコミュニケーションに変えられたり、

”問題”として捉えずに、”良い機会だ”と見ることができます。

 

①内容よりもエネルギーに反応していることもある。

心理学用語ではよく出てきますが、

人には”罪悪感”という感情があります。

「やらなきゃいけないのに、やってないな〜」とか、

本題とは全然関係なく、

「こんなに安月給なんて、俺、ダメだな〜」とか。

日頃から自分で自分を攻めていたりするわけです。

 

そんな時に、ちょっと、(いや、かなり?)攻撃的なエネルギーや、批判的なエネルギーで

(※このエネルギーって、テンション、や、ノンバーバル領域って解釈してくださいね)

何かを伝えると、

その事象だけを冷静に捉えたりする以前に

 

”怒られてるっ><” ”責められてるっ><”

と、その感情に耐えられず、

矛先を変えて、

「そんなの君だって!!」と、

反逆に出るわけですね。

 

□□じゃだめなんだろうか・・・と悩むよりも、

どんなエネルギーで伝えてたかな?私。

彼の罪悪感をとびきり刺激する様な方法じゃなかったかな?

 

が先にチェックするポイントですね。

 

 

その②

普段気軽には言えなかったことがあるのかもしれない。

ということ。

これは、スゴーく不健康な程に我慢しているものもあれば、

”オトナの対応” レベルの、

 

まぁ、黙っていた方が平和だから。という判断のものもあると思いますが、

いずれにしても、気軽には言えてなかったことがあるわけです。

「ええ〜、そんなのその時言ってよ!」と思ってしまいますが、

あなたのパートナーが日本人なら、99%くらいの確率で、

「言わない」選択をしていること、何かしらはあると想像します。

(根拠はない数字ですよ^^)

 

もうこれは、本当に、環境や文化がつくるものだと思いますが、

”なんでも率直に話す”なんて風には育ってきていないわけです。

まして、自分が何を感じているのかすら、

かなり麻痺させてしまっている方も多いくらいです。

 

日本型企業で成功するには、ある意味必要な技術かもしれませんから、

仕事がデキる人の中にも、とても多いですよね。

 

そんな彼が、反応的だとしても、

何かリクエストを出してきたならば、

それは”良い機会” でもあるわけです。

 

感情に触れることがあったから、反応したわけです。

それは何かしら彼が気になっていたことかもしれないし、

ただ何でも良いので目に付いたトピックスかもしれませんが、

そこから、それを受けての、コミュニケーションのスタートができますよね。

 

感情的なまま話を続けてみるスタイルもあるかもしれないし、

ちょっとクールダウンして、やり取りした方がいい場合もありますね。

 

いずれにしても、悩みのタネにしてしまわず、

問題視して凍結せずに、

 

 

おっと、罪悪感刺激してしまったかも。

いつもは言えなかったことが出てきたのかな?と、

頭の片隅で気づけたら、

 

やっぱり悲しい想いや、怒りは感じても、

じゃあ、ここからどうしようか、の選択が広がりますよね。

問題は、◯◯や、□□ではないことが多いのです。

 

カウンセラーに相談しても、

□□の問題はさほど解決しないことも多々ですが、

 

こうした問題と見えたことの裏側が見えることが

ありますね。

 

夫婦・カップルという親しい距離では、こういった

反応的なことや、日常の積み重ねで溜まった感情等が反応することが

多々。

都度、問題と捉えるのではなく、

コミュニケーションだ、と向き合えたら、

強い絆の関係性が育めますね。

 

****

 

さて、

来週8/31(木)はzoomセミナー。

安東秀海がスピーカーです。>>>詳細はこちらからどうぞ。

時間が解決・・・してくれないこともある。

 

安東美紀子です。

 

感情には、時間軸がない。と言われたりします。

これはカウンセリングや、セラピーの世界では、

ある程度共通認識的に捉えられている概念でもあって、

 

あの時感じた”悲しみ” や、 あの時感じた”怒り” が

しっかり感じ切られず、未消化なまま残っていると、

随分時間が立ってから、ポコッと、

まるでその感情が、「ちょっと、これ、ちゃんと癒やしてよ」

と言わんばかりにでてきたりするんです。

 

え?ピンと来ない、という方も、

たとえば、

今起きていることではないのに、

プンプン起こっている人や、

あの時の大きな喜びを、また今感じられたりすることは、

異論はないかと思います。

 

ただ、感情というのは不思議で、

やっかいで扱いきれないから、とか、

社会生活を平穏に過ごすために、

また、

そうせざるを得ないほど辛すぎて、といった理由で、

感じない様に、切り離したり、押さえ込んだりしていると、

だんだん、麻痺してきます。

ただ、これは、ネガティブな感情だけを抑えていたとしても、

ポジティブな感情も、ネガティブな感情も一緒に、感じなくなっていくのです。

 

この抑圧がずーっと続いて、鬱へと繋がる方も多いですね。

 

そうして、カウンセリングや、セラピーでは、

過去を振り返り、

未処理な感情を扱うことで、

人間らしいイキイキとした感覚や、”今ここ”に生きることを

取り戻したりしていく、ということが、あるわけです。

 

さて、夫婦関係において。

コミュニケーションが、とりわけ難しくなる時、というのは、

この、

蓄積した感情が、

こんがらがっていることが多く、

 

また、より親密な関係だけに、

少し遠慮が外れてネガティブな感情を荒っぽいまま、

表現してしまうことも多いのです。

 

これは、2人の関係で起きた出来事にまつわる感情もあれば、

自分が生まれ育って、出会うまでに感じてきた感情であることもあります。

 

感情は層の様になっている、と言われ、

じっくり向き合ってみると、

すごく怒っている、と思ったのだけど、

その下には、すごーく深い悲しみがあった、

というようなこともあります。

 

「あの時大切に扱われなかった、あんな風に言われた」

ということを思い返していくと、

「あー、私さみしかったんですね」と、

あのころの感情に再開して、

納得感を持てると、今この瞬間の感情がシンプルになり、

なんだか「生理的に無理!」となってしまった相手に、もう一度「愛情がわく」

なんてことは、本当によく起きるのです。

 

そんな中お伝えしたいこと。

 

過去の感情を処理しよう、ということではなく、

それらを全部キレイにしなきゃ!というのは、無謀な挑戦で、

あまり必要もないこと。そこにこだわりすぎるよりも、

 

関係が、とても良いうちに、

ネガティブな感情のコミュニケーションも、

取れるようにしておくこと

 

 

夫婦関係がこんがらがってしまったり、

穏やかにコミュニケーションが取れなくなったり、

パートナーに過剰に嫌悪感を感じる、というようなケースでは、

 

ちょっと踏み込んだ感情、ネガティブな感情のコミュニケーションが

とっても不得意な方が多いのです。

 

日本の美徳でもあったからかもしれません。

がまんすること、

感情を露わにしないこと、

相手のために、と、自分を抑えること。

 

ここを超えて成熟した関係に進み、

豊かな関係を築くには、

ちょっと踏み込んだ感情のコミュニケーションを、

取れる安心感と、向き合う勇気、

そしてお互いに受け容れる余裕が大切です。

 

また、これをいわゆるラブラブ期、ロマンス期、という、

恋愛感情が薄くなったり、なくなって、情的感覚が強くなる時期に入ってからは、

モチベーションが不足したりするのです。

 

良い時期に、わざわざ、ネガティブなトピックスは持ち込まず、

目をつぶってやり過ごしたい。

という方も多いですし、

 

ケンカはとにかく嫌なので、と、

腫れ物に触るように、不満や、不安も隠す方もいるのですが、

永く関係を構築していく中では、

 

結婚前、結婚初期の様な、いわゆる ”いい時期”にどれだけ

向き合いはじめることができるか、

何かあっても大丈夫な関係や、安心感を築いておけるか、は重要です。

 

「ちょっと違和感」を大切に、

この時期にある方は、ぜひ、コミュニケートしてみてくださいね。

 

そしてもちろん、ケンカを売ろう!ということではなく、

この時期らしい、スイートな方法でアプローチを初めてみるのがおすすめです。

 

すごくネガティブな想いがあるけれど、

ま、時間が解決してくれるだろう、というのは、

そうでもないことも多いのです。

感情的なままに、早急すぎる扱いをする必要もないのですが、

一拍置いて、残っているわだかまりは、できるだけ、

シェアしてみると、

未解決のまま封印して、発酵してしまうようなことなく、

そして、2人の経験値としての一歩が築かれていきますね。

 

 

知っておくと、意識ができる。

 

「知識があると、意識ができる」

 

 

私が先日のzoomセミナーで言った言葉みたいなんですが、

 

受講生さんがFacebookに感想・ご紹介として書いてくださった中で読んで、

 

良い事言ってるやん!!って思いました(笑)

 

こんにちは、安東美紀子です。

 

 

今回は、『うまくいっているカップルはできている”コミュニケーション”3つのポイント』

ということで、お話をさせて頂きました。

ここでもちょっとご紹介しますね。

 

 

3つのポイントは、

①バウンダリー(境界線)

②アサーティブ(自分も相手も尊重しながら、けど素直に想いを伝える)

③自分のセンターを意識できること

 

という、パートナーシップに限らずとても基本的で、シンプルなこと。

 

なんですが!

 

パートナーシップが行き詰まっている時のコミュニケーションは、

必ずと言っていい程、

この3つのどれかが、もしくは全てが、

見失われています。

 

 

例えば、

③めちゃめちゃ不機嫌で、怒りを内包しているけれど

自分でそれに気づいていない

 

とか、

 

②全然自分の主張ができなくて飲み込んじゃう。

とか、

何か意見をいう時には、感情的にしか言えない。

また、

相手を否定する様なコミュニケーションになる。

 

①夫婦なんだからこうしてくれて当たり前でしょ!

どうしてわかってくれないの!!

 

という具合に。

 

心当たり・・・ありますよね?

 

私も、もちろんありますよ^^

 

これを、完璧に、

”バウンダリーを意識して、

アサーティブなコミュニケーションで、

自分がセンターにあるかどうかは、認識しましょう。”

 

というのではなく!!

そんなのなかなか人間味もなく、まず難しいと思うんですが、

 

ちょっと頭の片隅に置いておいて、

 

「わーーー。あんな全否定してしまったけど、

なんかもっと言い方あったかも。」

 

とか、

 

「なんでこうしてくれへんの!!ってグルグルしてたけど、

私と彼は違うねんから、しゃーないよな。

どうしたらもうちょっと伝わるやろう。」

 

「あかん、もう2時間寝てたら、

こんな言い方せんかったのにーーー」

 

と、

 

ちょっと自分にフィードバックできる材料となって、

 

「なーなー、ごめんなー。言い過ぎた。」

と言えたら、

色んな感情を凍結させたり、醗酵させたりせずに済むと思うのです。

 

 

離婚のお話合いが混沌としてしまう時って、

もう、ここが、本当にガタガタになっていたりします。

 

あの時言わなかった、あの想いがどんよりと醗酵していたり、

もう、パートナーが ”あなたとはやって行けない” と言っていることが理解できなくて、

もう一度関係を構築することに投資できず、

そんなのおかしい!と、”こうあるべき” にこだわって、

関係を硬直させてしまう。

 

 

逆にこのあたりのポイントが意識できていると、

すごーく激しい喧嘩ばかりしている様なカップルでも、

喧嘩が溝を深めるものではなく、絆を深めるものになっていたりします。

 

そして、圧倒的にうまくいっているカップルは、

この3点、まず、抑えられています。

それは意識的にということでなく、それが”当たり前”レベルで浸透していることも多いですけどね。

 

もう一度繰り返しになりますが、

依存しちゃいけない、

感情的になっちゃいけない、

いつもご機嫌よくセンターで居続けよう

 

ということではありません。

 

バウンダリー、アサーティブ、センターを意識できる

 

 

うまくいく秘訣なんだな。と、知りながら、

関係構築に投資していくことで、

より良い、より親密な、関係を育んでいけるということ。

 

 

今回のzoomセミナーでは、

少しグループワーク等も行い、皆さんのお声が聞けて、

とても嬉しく、エネルギーも頂きました。

また色々なディスカッションができれば幸いです。

 

 

 

大切なひとのためにエネルギーを使う

今日はプレマリzoomセミナー。

安東美紀子が「夫婦のコミュニケーション」についてお話をします。

本日8月8日22時〜プレマリzoomセミナー

***

さて。

唐突ですが、あなたは普段、どれだけ大切なひとのためにエネルギーを使っているでしょう?

この1週間、あなたのエネルギーの内訳を振り分けるとしたら、

誰に、どれくらいのエネルギーを使いましたか?

プラスの前向きで能動的なエネルギーも、マイナスの仕方なしの受動的な選択も含め、振り返ってみるとどうでしょう?

多くの場合私たちは、さして大切ではない、もしくは、最優先ではないひとにエネルギーを奪われてしまい、大切な人のために割けるエネルギーの量を減らし、そして、消耗してしまいます。

もし今、優先順位の高くないひとのために悩んだり、ストレスを溜めたりしているとしたら。

消耗することから距離を置いて、大切なひとを、大切にするためにエネルギーを使うことを、意識してみましょう。

具体的には、

大切なひとの「幸せ」について考える。

そのために行動する。

よりよい関係を思い描いて、

それを目標として定める。

というようなこと。

もし今、直接できることはあまりなかったとしても、止めない、やめない、滞らせないこと。

大切なそのひとに向けて、そのひとのことを真剣に想い、思考やマインドをそのひとのために使ってみること。エネルギーというのは、使わなければ枯れてより使いにくく、使う程に流れが生まれてまた使いやすくなるものです。

また、そんな風に大切なひとに向けて使うエネルギーは、何より私たち自身をも満たしてくれます。

”誰かを想う” ”愛する力を使う”

といったことは、筋肉の様でもあります。

意識的に取り組み、使うことによって鍛えられ、鍛えるほどにパワーもエネルギーの総量も大きく、増えていきます。

そして、そうやって鍛えられた筋肉は、万が一のトラブルや予期せぬ危機を迎えた時に、グッと持ちこたえるための力にもなります。

好きな人と結婚して、

結婚した人を好きでいよう。

 

をテーマにしているプレマリッジ・プロジェクト。

今日は安東秀海がお届けしました。

<オンライン無料セミナーを開催しています>

次回は8月8日(火)22時〜23時

安東美紀子が担当します。

※こちらはZOOMを利用したオンラインセミナーです。受講にはオンライン環境が必要です

お申込みはこちらからお願いします↓

無料セミナーにエントリーする

夫婦の会話から、離婚する確率が分かる!?

 

次回プレマリzoomセミナーは、8/8(火)

私安東美紀子がスピーカーです。

 

***

 

前回zoomセミナー、塚越悦子さんの回で、

ゴットマン研究所の離婚予測についてお話がありました。

 

そう、研究の結果、

夫婦の会話等から、その夫婦が数年後離婚に至るかどうかは、80〜90%くらいの精度で

予測できるとされています。

 

この研究から、

私が最も興味深いと思っていて、

また、救いがある!と思っている部分をご紹介しますね。

 

 

この結果としての、離婚に至るカップルの特徴は、

ネガティブ

 

なはたらきかけにあったのです。。

wikipediaには、こうまとめてあります。

 

「離婚が予測される最もネガティブな4つの行動は、相手の人格に対する批判、優位な立場から相手を軽蔑すること、防衛的な態度をとること、拒否的態度ないし対話から感情的に引きこもることである」

 

さらにもうすこし具体的に、

『心のなかの幸福のバケツ』では、

このゴットマンの調査から、

 

ポジティブな言動とネガティブな言動に」は、5:1という「魔法の比率」があるという。

 

という部分に着目しています。

 

ネガティブな言動一回に対して、ポジティブな言動が五回あれば、結婚生活は長続きする可能性が高い。

というのです。

 

 

これを読んで、

自身の臨床を振り返ってみると、

 

本当に離婚が視野にあるんだけど・・・というカップルが、

大きく再生を果たし、ハネムーン状態になることが、

少なからずあるのですが、

 

こういった場合、

2人の関係のつまずきが生じはじめたころの話を聴くと、

ほぼ、ネガティブなストロークが圧倒的だった様で、(少なくとも記憶にはそう残っていて)

 

こんがらがった感情や、コミュニケーションや、個々の心理的状況を整えていくと、

ある時から、ポジティブな見方や、発言、ストロークが圧倒的に増えるのです。

 

もちろん、”ポジティブ”なコミュニケーションというのは、

言葉だけ ではないので、

相手の良いところを見る姿勢が必要ですし、

物事に対して、ポジティブな見方を養う必要があります。

 

また、5:1は「魔法の比率」なのです。

これを極端に越えて、ポジティブだけを見る!という、

地に足の付かない、ポジティブは、また、逆の作用が生まれたりするそうです。

 

ついつい、グチのコミュニケーションが日常になっている方って、

少なくないですよね?

 

また、夫婦間の親密な関係では、

ポジティブな感情のコミュニケーションは、”あたりまえのことだから”と、省略して、

不安や、心配事ばかりを言葉にだして共有している、という方も

あると思います。

 

日本人カップルの最初の大きな溝は、産後、いわゆる”産後クライシス”に

できる可能性が非常に高いとも感じていますが、

この時期、どうしてもネガティブな会話の比率が高くなりがちですよね。

 

そんな時、ぜひ想い出してほしい5:1

 

自分に嘘をついたり、つくろったり、

神経質になる必要はないのです。

 

 

ただ、ポジティブな見方をすることの重要性を知って、

小さな選択の前提として持ち、

日々の、小さな選択の積み重ねが関係をも左右するということであり、

 

相手の気持ちが離れてしまわないか、

大きな危機が訪れないかと怖れる前に、できることがたくさんあるのです。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

攻撃をやめて、尊重へ。

次回プレマリ・zoomセミナーは、

塚越悦子さんプレゼンツ

『結婚してもパートナーを好きでいつづけるために』

のテーマで開催致します。

7月30日(日)22:00〜です。

>>>こちらから

 

こんにちは、安東美紀子です。

先日の夫の記事(⇒★)で、書かれていますが、

一週間ほど家を開けていました。

 

いわゆる”イヤイヤ期”真っ只中の2歳児と、

夫との生活は、

一週間も送り出してくれて、感謝感謝なれど、

なかなか乱れた部分もあるものでしたw

 

 

帰国し、そんな風景(生活リズムの乱れや、甘やかしなどなど)を目の当たりにしてから、

みんなで生活を立て直すまでの間、

ふっといろんな想いが頭をめぐったので、そのことをご紹介したいと思います。

 

私は、夫と出会う前の恋愛では、

本当に、不安が強かったり、依存的だったり、境界線があいまいだったりすることが多かったのですが、

夫と出会い、その後心理学や、コーチングとの出会い・学びがあって、

多くのご夫婦とお会いしたことで、

随分と安定型となり、

また、

”自然と”ではなく、”学んで” 変化したあり方や、習得したスキルが多々あります。

 

 

今回、旅と、旅からの帰国の、非日常の中で、

「あ、以前の私だったら」と、反応的に出て来る感情がいくつかあったのです。

 

たとえば、

◉えー。なんで、こんなことやってるの!

という攻撃的な反応。

 

さらには、

◉いやいや、かなり無理をお願いしているから、文句は言っちゃダメ。

という、自己主張を完全に抑えようとする反応。

 

そして、上記の様ながまんをしているつもりで、

◉ちょっとイヤミを言ってしまいそうになる。

という自分。

 

 

夫婦という関係性の近い距離では、

こういったこと、よく出てきますよね?

 

 

カウンセリングにいらっしゃるご夫婦のコミュニケーションも、

 

◉想いを攻撃的に伝えてしまう

(もちろんたまりたまった辛い想いがあったりもするのだけど)

 

◉自己主張を完全に封印して、相手の主張を受け入れる

(交渉のスキルは無いとお手上げしてしまい、どうせなら、私が引けばうまくいく・・・と)

 

◉攻撃的に正面から言ってもうまくいかないし、我慢してもしきれず、

イヤミをポロポロ言ってしまう

 

 

このあたりのコミュニケーションがメインになってしまい、

ちょっとした対話も、

ネガティブな気分になってしまう。というスパイラルにハマっている方達、多いですね。

 

 

”攻撃的・自己主張なし、イヤミや不機嫌エネルギーで伝えようとする”

というコミュニケーション方法しか持たないと、

夫婦という単位が、敵の様になってしまったり、

スッキリ納得できない案件が増えてしまいます。

そして、これを、

「仕方ない・・・こういう人だから」と、

判断したり、あきらめたり、見限ったりすることってあります。

 

 

が!!

 

これって、

”相手を尊重しつつ、

自分の主張をちゃんと伝える。”

 

という意識と、コミュニケーションのトレーニングで、

大きく変わります。

 

敵ではなく同じチームのメンバーとして、強くあることができます。

 

 

もちろんこれまでの関係性の積み重ねもありますからね、

こちらが、そういったコミュニケーションをトライしてみたところで、

相手からは反応的な抵抗を受けることも、最初はあるかもしれません。

ですが、これは、トレーニングです。

 

短期的な恋愛の中では、

自分の良いところ、相手の良いところだけに注目して、

うまくいくこともあるかもしれませんが、

 

永く夫婦関係を育てていく上で、

自分の主張や想いの交渉術としてのコミュニケーションスキルは、

学べるもの、意識により変わるもの、として、

取り組まれることがおすすめです。

 

ポイントは、

相手も尊重し、

自分の主張も大切にし、

ぶつけるでなく、交渉してみる。ということ。

 

”アサーティブなコミュニケーション”と言ったりします。

 

私は今回「気になる」と思いはじめてから、

旅の後で疲れすぎていたので、

しっかりと睡眠を取って、体調を立て直してから、

コミュニケートしてみました^^

 

とってもイライラしている時や、頭に火が登っているときは、やっぱり難しいですからね。

 

相手を尊重するコミュニケーション、

ぜひ最近のやりとりを、チェックしてみてくださいね。