ライフ・パートナーの選び方①

「結婚している人は寿命が長い」とよく言われます。

その理由としてよく言われるのは、家族がいると体調を気遣ってくれたり、生活が規則的になったり、変化に気づいてもらいやすい一方で、シングルの人は(より自分の自由にしやすいために)食生活や睡眠などの生活リズムが乱れがちであるというものです。

つまり「結婚は心身の健康によい」ということが言えそうですが、これには「満足度の高い結婚をしていれば」という但し書きがつきます。結婚していても、夫婦関係が冷え切っていたり、喧嘩ばかりで精神的に安定しないよう状態であれば、ストレスが心身にもよくない影響を与えます。

「結婚しさえすればよい」というものではなく、一緒にいればいるほど仲が深まっていくような関係が理想です。

では、これからパートナーを選ぶという人は、何を基準にすればよいのでしょうか?

「パートナーシップにおいて愛情は最重要事項ではない」という英語の記事には、「愛しているかどうか」で人生のパートナーを選ぶことは間違いだと書かれています。

相手の仕事や年収や背の高さや…といった、わかりやすい「スペック」だけでは、ハッピーな結婚生活を送れるかどうかはまったくの未知数です。

もう一歩踏み込んだ人間性の部分で「自分が人生のパートナーに求めること」という観点から、パートナーとして合うのかどうかを見極めることが必要です。

例えば、この記事を書いた女性にとっては

・スピリチュアルであること

・自分の感情的な部分を理解し、サポートしてくれる人であること

・自分との関係に100%コミットしてくれる人であること

・ふたりだけでは解決できない問題があったときに、必要があればカウンセリングを受けることも辞さないほど関係を大切にしてくれる人であること

というのがパートナーに求めることでした。

彼女がそのときつきあっていた男性は、彼女が感情的になると突き放したり馬鹿にしたりするだけで共感してくれなかったり、よく嘘をついたりしていました。彼女のスピリチュアルな部分も受け入れられずに、そういった話も彼とはできなかったのです。

でも、彼女がその男性と別れられずにいたのは「好きになってしまっていたから」。

記事では、友人からの率直な助言により、彼はライフ・パートナーにはなれないと気が付いた・・・という経緯とともに、結婚相手を選ぶときには、”We have to follow our values – not hearts” つまり、ハートではなくValueをもとにするべきだ、と書かれています。

“Value”という言葉は「価値観」と訳されますが、この場合は「価値観がすべて合うパートナー」というよりは「自分が最も大切にしているもの」をもっている(理解している)かどうか、ということだと私は解釈しています。

私の周りの友人でも、相手に求めるものとして「スキンヘッドの人がいい」とか「公務員がいい」ということを言う人がいますが、これらはどちらかというと、外見や職業に対する好みであり、「その人が関係において大切にしていて、相手にも理解してもらいたいこと」ではありません。

外見や職業に対する好みをもつことが悪いのではありません!むしろ、そうした外からみてもわかりやすい基準をもつことは、例えば友人に紹介をお願いする際にもとても有効だと思います。私自身、結婚を意識し始めたときに思ったことは「パートナーはダンスができる人がいい」でしたから… そういった「好み」については、大勢いる人たちの中から少しでも自分と合いそうな(共通点を持っていそうな)人を絞るための「入り口」だととらえていただければいいのではと思います。

でも、その入り口の基準を満たして知り合うことになった人に対しては、結婚してパートナーとなった相手には必ず理解してもらいたい、本当に自分が大切にしているいくつかの価値観を共有しているかどうか、という点について、好きになれるかどうかという感情とはまた別の視点から、見極めてもらえたらと感じます。