コミュニケーションの「オートパイロット」を意識する

「オートパイロット」とは、飛行機や車などの乗り物を機械で運転する、自動制御モードを指す言葉です。

また、私たちが毎日考えることなく行っていること、ルーチンと化していること、気が付けばいつもの同じ行動をとっていた・・・ということも、オートパイロットでやっていると表現できます。

することが当たり前になっているという意味では習慣と言ってもいいでしょう。

よく、運動や瞑想など健康によいとされていることを習慣にしたいときには「考えなくてもできる」レベルになるまで〇〇日は必ず続けること、と言われたりします。

このオートパイロットという言葉自体はニュートラルなもので、その行為が人生にとってプラスなのかマイナスなのかというニュアンスはありません。

朝起きてまずジョギングをすることが習慣になっている人もいれば、会社から帰ったらリラックスするためにテレビの前に座ってビールを飲み、数時間そこから動かない人もいます。

そして、夫婦のパートナーシップにおいてもオートパイロットは存在します。

例えば、家事についてのふたりの役割分担が明確になされていて、そこに話し合う必要すらなくなった場合には、それらのタスクが自動的に片付いていくでしょうし、育児についても、〇曜日の送迎は誰の役目など、決まってることを遂行していくだけ、という部分もあるでしょう。

これらの「日常において繰り返される、必ず誰かがこなす必要があるタスク」については、オートパイロット化しておくことで日々の生活が楽に(あるいは楽しく)なるかもしれません。

一方、家族のコミュニケーションにおいても意識せずにこの自動運転が働いていることがあります。

例えば、卑近な例だと、私が外出中に子どもたちが帰宅し、そのあと帰って来た私がリビングに行ってみると、子どもたちがコンピュータのスクリーンをのぞき込んでいる・・・という場面。

つい言ってしまいがちなこととしては「また動画を見ているんでしょ!」

あるいは、夫が自分のスマートフォンを横向きに持っているのを見るや「またゲームしているの」などなど。

これらは、脳の中で勝手に「コンピュータをみている=動画をみている」 「スマホを横向きに持っている=ゲームをやっている」と変換されてしまっていて、その推測に対する反応までもが自動化されてしまっているという現象です。

私の場合は、往々にして、これらの言葉は「それは今すべきではない」というトーンをもって発せられることが多いので、ここから始まるコミュニケーションは(たとえ、その推測が当たっていたとしても)あまり心あたたかな、より親密になれるタイプのものではなくなります。

このオートパイロットができあがるのには、もちろんそれなりの理由があるのですが、それを探して自分の反応を正当化するよりも「自分には、深い考えなしにこういう反応をする経路があるのだ」と気が付くことが大切です。

気が付けば、そのままキープするのか、変えるのかという選択ができますから。

自動的に反応してそのまま言葉を発するのではなく、一呼吸おいて、自分はこの場で何を伝えたいんだっけ?この目の前の家族との関係をどんなものにしたいんだっけ?ということを思い出せると、その次に来るのはもう少し配慮された、優し目の声になったりします。

皆さんはいかがですか?オートパイロット化されたコミュニケーションで、変えたいと思うことはありませんか?

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