夫婦の法則

こちらの記事でも著書が紹介されている黒川伊保子さんは、人工知能研究者です。

その黒川さんの書かれた「夫婦脳」という本のなかに、「夫婦の法則」という章があります。

ここには、結婚7年目、14年目、21年目、28年目という「7の倍数」で夫婦の危機がやってくると書かれています。これは、ヒトの脳の生体サイクルによるものなのだそうです。

体は外界からの刺激を受けると免疫システムが反応するのですが、その刺激に慣れてきて「反応すべき刺激」から「環境の一部であり、受け入れなければならない事象」として免疫システムが受け入れるのがちょうど7年ほど経った頃なのだとか。

そして、7年たってお互いの体臭にも慣れた夫婦は、相手を「環境の一部だと納得」して、ドキドキもしなくなるとのこと。それまでの人間関係構築が成功していれば「しみじみ」が始まるけれど、このときの夫婦は絆の強さとしては危ない時期なのだと指摘されています。

黒川さんは「浮気は教養の問題だから、すべての人が浮気をするわけではない」としつつ、この時期をどう踏ん張れるかに夫婦の運命がかかっている、と解説されています。

結婚当初は誰もが「自分は絶対に浮気しないぞ」と考えているかもしれませんが、個人的には「自分(たち)に限ってそれはあり得ない」と、その可能性を全否定するよりは、「人間だから気持ちが揺れることもあるかもしれない。そんなときに、こういう脳や体の特性を知って、安直な選択をしないような工夫をしよう」と考える方が、よほどうまくいくのではないかと感じます。

黒川さんも「本能のありようを知っていれば、無意識の隙をカバーできて、リスク回避ができるはず」と書かれています。結婚が決まったことに安心するのではなく、ここから先が長い旅なのだと理解することで、それなりの準備が必要だという覚悟ができるのではないでしょうか。

 

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