パートナーと一緒に住む!と決めたけれど…

パートナーと一緒に住むと決めるということは、その関係におけるひとつのマイルストーンだと思います。

そこに行きつくまでの間にも濃いお付き合いをして、お互いの家に泊まったりして半同棲のようになっていたとしても、「自分だけの部屋」を引き払って、いわば「ふたりで住む部屋だけが帰るべきところ」となるのは大きなステップです。

ふたりともが引っ越しをして新たな場所に住む場合もあれば、片方がもう片方の部屋に引っ越すこともあります。

前者であれば、ふたりであれこれと条件を出し合って適当な物件を探すことになるので、そのプロセスでお互いの持ち物の量なども話し合う機会があるでしょう。

より問題になりやすいのは後者の場合かもしれません。

よほど広いところに住んでいるか、あるいはふたりともそれほど持ち物がないということでない限り、どうしても「収納スペースよりもモノが多い」という状況になりかねません。

私たちが結婚したとき、お互いの仕事の都合で彼は先にアメリカに帰っていました。半年ほどたった後に、仕事をやめて渡米し、サンディエゴの賃貸アパートに住み始めていた彼のところに行ったのですが、部屋の数や大きさに比して溢れかえるモノの多さにしばし茫然としたのを覚えています。

一般的には、引っ越しというのは持ち物を整理する良い機会なのですが、日本では米軍に勤務していた彼は、帰国の際も引っ越しは自己負担ではなかったため、とにかく(車以外の)すべてを持ち帰ったかのようでした。

新しいアパートに住み始めてからしばらくは、もうどう考えても使わないと思われる家具やモノを整理したり処分したりという作業に追われました。

特に、ひとりで住んでいた期間が長い人ほど、そこに新たに住人が増えるというのは、ある意味「自分の聖域を侵略される」ようなイメージなのかもしれません。彼はモノ自体にはそれほどこだわらないタイプでしたが、とにかくどんどん捨てようとする私に対しては「いや、ちょっと待ってくれ…」という感じでした。

人によって、居住空間に対するこだわりはいろいろですので、このあたりもできれば交際時にお互いの家を訪ね合って、どのくらいの散らかりようが許容されるのか、モノの量はどのくらいなのかなどを観察しておくとよいでしょう。

そして新たな住人を迎え入れる立場の人にとっては、これはそのままこれからの未来に起こることを象徴的に示しています。

何しろ、今までのやり方を少し変えてスペースを作る努力をしないことには、パートナーはそこには住めないのです。これは、今まで自分だけがコントロールしていた空間をパートナーとシェアしていくことを意味します。

物理的なスペースもそうですが、心理的な余裕がなければ、他人であるパートナーの人生を自分のものとして受け入れることはできません。

どうしても手放したくないものでも、家に置いておくことができなければ、トランクルームを借りたり、実家や友達に頼むなどという手配が必要になってきます。

これから始まる「ふたりの生活」をうまくやっていくために、どういったことが必要になるのか。自分はそのタスクに対して、心をオープンにしたまま気持ちよく対応できるのか。

これは最初の試練と言えるかもしれません。

 

 

 

結婚しても友人関係を大切にしたい

結婚前と後とでは、生活スタイルや働き方など様々な面で変化が生まれます。

友人との付き合い方もそう。

ある調査では、既婚者の約8割が「結婚後、独身の友達と疎遠になった」と感じているそうです。

パートナーや子どもとの時間を大切にしたいからと、とりわけ気にならないなら問題ありません。

けれど、これまで大切にしてきた友達関係が変わってしまのは寂しし、結婚することで自由が制限されたり、行動の幅が狭まってしまうのは少し残念ですよね。

結婚したら、できないこと。

結婚したら、控えた方がよいこと。

そんな線引きがあるとしたら、

その線の向こう側(=できないこと)

には何があるでしょう?

また、

結婚しても、したいこと。

そんな線引きがあるとしたら、

その線の内側(=したいこと)には何があるでしょう?

そして、

結婚したら、できないこと。

の中に、結婚してもしたいこと。

があるとしたら、それはどんなことでしょう?

変わらず友達付き合いや自分の時間を楽しみたいって思うのは決して特別なことじゃありません。

まずは、どんな付き合いかたが理想か、マイプランを考えておくことが大切。

その時になったら考えてみよう、ではついつい流れていってしまいます。

自分だけの自由な時間や、友人と過ごす時間もまた、良好な夫婦関係と同様に、私たちの人生を豊かにしてくれるもの。

何を大切にして、

何を優先するか。

あらかじめ考えておくことで、いつの間にか。。。という事態も防げるのではないかと思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

こちらでは、

好きなひとと結婚して、

結婚したひとを好きでいよう。

をコンセプトに、幸せなパートナーシップを育むための考え方などをお伝えしています。

 

 

次回のZOOMオンラインセミナーは、

「幸せな結婚のために話し合っておきたい3つのこと」というテーマで、

安東秀海がお話をさせていただきます。

「幸せな結婚生活のために知っておきたい3つのこと」

日時:8月31日(木)22時〜23時

講師:安東秀海

受講無料

※こちらはZOOMを利用したオンラインセミナーです。受講にはオンライン環境が必要です

お申込みはこちらからお願いします↓

無料セミナーにエントリーする

“なんだよ、そういう君だって!” と逆ギレする彼。

 

こんにちは、安東美紀子です。

今回は、よくあるご相談シリーズから。

 

”私が◯◯って言ったら、

彼が、「なんだよ、そういう君だって□□じゃないか!」

って、スゴく不機嫌になっちゃって。

私、そんなに□□ですかね? でもそれって仕方なくないですか? ”

 

この、◯◯や□□は色んなものが入りますが、

こいういうご相談は結構やってきます。

 

で、ご本人は、□□について悩まれてたり、

喧嘩してしまったことに落ち込まれてたりするんですが、

 

 

ここで、知っておくと役に立つポイントが2つ!

これが分かっていると、

深刻になりすぎずに関係を深めるためのコミュニケーションに変えられたり、

”問題”として捉えずに、”良い機会だ”と見ることができます。

 

①内容よりもエネルギーに反応していることもある。

心理学用語ではよく出てきますが、

人には”罪悪感”という感情があります。

「やらなきゃいけないのに、やってないな〜」とか、

本題とは全然関係なく、

「こんなに安月給なんて、俺、ダメだな〜」とか。

日頃から自分で自分を攻めていたりするわけです。

 

そんな時に、ちょっと、(いや、かなり?)攻撃的なエネルギーや、批判的なエネルギーで

(※このエネルギーって、テンション、や、ノンバーバル領域って解釈してくださいね)

何かを伝えると、

その事象だけを冷静に捉えたりする以前に

 

”怒られてるっ><” ”責められてるっ><”

と、その感情に耐えられず、

矛先を変えて、

「そんなの君だって!!」と、

反逆に出るわけですね。

 

□□じゃだめなんだろうか・・・と悩むよりも、

どんなエネルギーで伝えてたかな?私。

彼の罪悪感をとびきり刺激する様な方法じゃなかったかな?

 

が先にチェックするポイントですね。

 

 

その②

普段気軽には言えなかったことがあるのかもしれない。

ということ。

これは、スゴーく不健康な程に我慢しているものもあれば、

”オトナの対応” レベルの、

 

まぁ、黙っていた方が平和だから。という判断のものもあると思いますが、

いずれにしても、気軽には言えてなかったことがあるわけです。

「ええ〜、そんなのその時言ってよ!」と思ってしまいますが、

あなたのパートナーが日本人なら、99%くらいの確率で、

「言わない」選択をしていること、何かしらはあると想像します。

(根拠はない数字ですよ^^)

 

もうこれは、本当に、環境や文化がつくるものだと思いますが、

”なんでも率直に話す”なんて風には育ってきていないわけです。

まして、自分が何を感じているのかすら、

かなり麻痺させてしまっている方も多いくらいです。

 

日本型企業で成功するには、ある意味必要な技術かもしれませんから、

仕事がデキる人の中にも、とても多いですよね。

 

そんな彼が、反応的だとしても、

何かリクエストを出してきたならば、

それは”良い機会” でもあるわけです。

 

感情に触れることがあったから、反応したわけです。

それは何かしら彼が気になっていたことかもしれないし、

ただ何でも良いので目に付いたトピックスかもしれませんが、

そこから、それを受けての、コミュニケーションのスタートができますよね。

 

感情的なまま話を続けてみるスタイルもあるかもしれないし、

ちょっとクールダウンして、やり取りした方がいい場合もありますね。

 

いずれにしても、悩みのタネにしてしまわず、

問題視して凍結せずに、

 

 

おっと、罪悪感刺激してしまったかも。

いつもは言えなかったことが出てきたのかな?と、

頭の片隅で気づけたら、

 

やっぱり悲しい想いや、怒りは感じても、

じゃあ、ここからどうしようか、の選択が広がりますよね。

問題は、◯◯や、□□ではないことが多いのです。

 

カウンセラーに相談しても、

□□の問題はさほど解決しないことも多々ですが、

 

こうした問題と見えたことの裏側が見えることが

ありますね。

 

夫婦・カップルという親しい距離では、こういった

反応的なことや、日常の積み重ねで溜まった感情等が反応することが

多々。

都度、問題と捉えるのではなく、

コミュニケーションだ、と向き合えたら、

強い絆の関係性が育めますね。

 

****

 

さて、

来週8/31(木)はzoomセミナー。

安東秀海がスピーカーです。>>>詳細はこちらからどうぞ。

「分かりあうことが不可能な違い」

アメリカでの離婚の理由としてたびたび耳にする “irreconcilable differences”。日本語では「相容れない違い」などと訳されます。

話し合っても努力をしても、妥協したり折り合いをつけたりすることができないほどの違いなので、もう別れます…というニュアンスです。

日本での離婚の理由のひとつ「性格の不一致」にあたるとも言われますが、性格なんてみんな違うものなので、正確には “irreconcilable differences”と同じく「折り合いをつけることをあきらめた」ということになるのでしょうか。

同じ人間はふたりといません。ひとりの他人と生活をともにし、時には財産や時間、子どもなどの家族を共有し、人生を一緒に送りましょうと決めても、どうしても「理解できない」とか「賛成できない」ということは出てくるでしょう。

お互いに「どうしても相容れない」と思うような信条は、幼少期の体験からなどをもとに長い時間をかけて作られるか、あるいは強烈な経験などによって形成されたものがほとんど。簡単に説得されて考えを変えられるものでもないのでしょう。

執筆したばかりのDressの記事は「政治・宗教」というテーマでしたが、この記事に書ききれなかったことがあります。

それは、キリスト教や仏教など、一般的に知られている宗教というカテゴリにあてはまらなくても、ある人にとって「これが真実だ」と思う、その信条の強さは宗教的と言ってもよいということです。

例えばこちらの記事

「トンデモ」健康情報で家庭が崩壊した男性が語る、元妻の「変化」

このストーリーの中の「妻」は、(客観的には科学的根拠のないものだったとしても)人から聞いた健康情報を、生活を変えるほど強く信じるようになり、それがパートナーとの間の亀裂の原因になりました。

こういった記事を読むと「私たちは大丈夫、こんなことにはならない」と思う人が多いでしょうが、本当にそうでしょうか?

これだけ情報が溢れ、体験の種類も限りなく細分化されている世の中で、いつどんなときに誰に心を動かされ、その結果何が起こるか、予測するのはほぼ不可能ではないでしょうか。

私は、何事も「自分たちは大丈夫」と思うよりも、こういった可能性が少しでもあるということについて考えたり、パートナーと話し合ったりしておくほうが健全なのではないかと考えています。

結婚しようと考えているふたりであれば、人生を分かち合い、できるだけいい関係を維持しようとする努力をどこまでできるのか?不測の事態が起こったときにはどうするか?というところまでシミュレーションできれば、未来に対する不安も少しやわらぐし、危険な兆候に対するアンテナを立てることもできるので、より安定した関係を築けるのではないかと思います。

ふたりの間の違いを“irreconcilable”(相容れない、妥協できない)かどうかを決めるのは、結局のところ当の本人たちなのですから。

 

**** 次回のプレマリZOOMセミナーは 8月31日(木)の午後10時からです!詳細はこちらをご覧ください***

幸せな結婚のために話し合っておきたい3つのこと

 

好きな人と結婚して、

結婚した人を好きでいよう

をコンセプトにしているプレマリッジ・プロジェクト。

 

次回のZOOMオンラインセミナーは、

「幸せな結婚のために話し合っておきたい3つのこと」というテーマで、

安東秀海がお話をさせていただきます。

 

結婚が決まって、結婚式の手配や新しい生活の準備を進めていくと、

お互いの意見がすれ違ったり、価値観の違いに気づかされることも少なくありません。

 

時には、主体的でない相手の態度にイライラしたりもして、、

「何だかなぁ。。。」と感じることも少なくないのでは?

 

マリッジブルーを経験した女性の多くが、この時期にパートナーへの不満や不安を感じた、と答えているそうですが、もしかしたらこの時期、漠然と感じていた「モヤモヤ」が、将来ふたりの関係に影を落とすことになるのかも、、

 

なんて言うのはちょっと飛躍しすぎですが、

 

 

感じた違和感を話し合える心の環境と関係性は、なるだけ早く整えておいたほうが良いと思うのです。

 

 

「あの頃からあなたは。。。」

 

夫婦生活がうまくいかなくなったカップルが、過ぎた日のことを述懐することはよくある話です。

 

 

でも、きっとそんなふたりの間にあったのも、これくらいなら、と呑み込んできたちょっとした違和感なのかもしれません。

 

考え方や価値観の違いというのは、離婚の理由にも挙がるほど夫婦関係にとっては重要な事柄です。

ところが私たちは、それを充分に掘り下げないまま、理解しないままに結婚生活に突入しています。

 

それほど、結婚前は忙しいし、何よりハッピーな気分で乗り越えられることも多いのですが、

楽しいこの時期だからこそ、

話し合っておくとよいことがある、と思うのです。

 

 

 

 

今回のZOOMセミナーでは、

プレマリ期にぜひふたりで話し合っておくと良いテーマから、「仕事」「お金」「子ども」の3つに絞って、男女のとらえ方の違いや、どう切り出して、どんな風に話し合えばいいのか?をお伝えしていきます。

 

 

 

話し合うにはハードル高い、、、とそう感じるテーマもあるかもしれませんが、

だとしたら、なおさらそこは、早く手を打っておいたほうがいい。

 

ふたりの関係をより近づけてくれるきっかけになるし、

モヤモヤが消えて、100%のHAPPYを受け取りやすくなるはず。

 

参加無料のオンラインセミナーですから、

全国どこからでもご参加いただけますので、ピンときた方はこちらからエントリーをお願いします。

無料セミナーにエントリーする

 

「幸せな結婚生活のために知っておきたい3つのこと」

日時:8月31日(木)22時〜23時

講師:安東秀海

受講無料

※こちらはZOOMを利用したオンラインセミナーです。受講にはオンライン環境が必要です

お申込みはこちらからお願いします↓

無料セミナーにエントリーする

 

 

時間が解決・・・してくれないこともある。

 

安東美紀子です。

 

感情には、時間軸がない。と言われたりします。

これはカウンセリングや、セラピーの世界では、

ある程度共通認識的に捉えられている概念でもあって、

 

あの時感じた”悲しみ” や、 あの時感じた”怒り” が

しっかり感じ切られず、未消化なまま残っていると、

随分時間が立ってから、ポコッと、

まるでその感情が、「ちょっと、これ、ちゃんと癒やしてよ」

と言わんばかりにでてきたりするんです。

 

え?ピンと来ない、という方も、

たとえば、

今起きていることではないのに、

プンプン起こっている人や、

あの時の大きな喜びを、また今感じられたりすることは、

異論はないかと思います。

 

ただ、感情というのは不思議で、

やっかいで扱いきれないから、とか、

社会生活を平穏に過ごすために、

また、

そうせざるを得ないほど辛すぎて、といった理由で、

感じない様に、切り離したり、押さえ込んだりしていると、

だんだん、麻痺してきます。

ただ、これは、ネガティブな感情だけを抑えていたとしても、

ポジティブな感情も、ネガティブな感情も一緒に、感じなくなっていくのです。

 

この抑圧がずーっと続いて、鬱へと繋がる方も多いですね。

 

そうして、カウンセリングや、セラピーでは、

過去を振り返り、

未処理な感情を扱うことで、

人間らしいイキイキとした感覚や、”今ここ”に生きることを

取り戻したりしていく、ということが、あるわけです。

 

さて、夫婦関係において。

コミュニケーションが、とりわけ難しくなる時、というのは、

この、

蓄積した感情が、

こんがらがっていることが多く、

 

また、より親密な関係だけに、

少し遠慮が外れてネガティブな感情を荒っぽいまま、

表現してしまうことも多いのです。

 

これは、2人の関係で起きた出来事にまつわる感情もあれば、

自分が生まれ育って、出会うまでに感じてきた感情であることもあります。

 

感情は層の様になっている、と言われ、

じっくり向き合ってみると、

すごく怒っている、と思ったのだけど、

その下には、すごーく深い悲しみがあった、

というようなこともあります。

 

「あの時大切に扱われなかった、あんな風に言われた」

ということを思い返していくと、

「あー、私さみしかったんですね」と、

あのころの感情に再開して、

納得感を持てると、今この瞬間の感情がシンプルになり、

なんだか「生理的に無理!」となってしまった相手に、もう一度「愛情がわく」

なんてことは、本当によく起きるのです。

 

そんな中お伝えしたいこと。

 

過去の感情を処理しよう、ということではなく、

それらを全部キレイにしなきゃ!というのは、無謀な挑戦で、

あまり必要もないこと。そこにこだわりすぎるよりも、

 

関係が、とても良いうちに、

ネガティブな感情のコミュニケーションも、

取れるようにしておくこと

 

 

夫婦関係がこんがらがってしまったり、

穏やかにコミュニケーションが取れなくなったり、

パートナーに過剰に嫌悪感を感じる、というようなケースでは、

 

ちょっと踏み込んだ感情、ネガティブな感情のコミュニケーションが

とっても不得意な方が多いのです。

 

日本の美徳でもあったからかもしれません。

がまんすること、

感情を露わにしないこと、

相手のために、と、自分を抑えること。

 

ここを超えて成熟した関係に進み、

豊かな関係を築くには、

ちょっと踏み込んだ感情のコミュニケーションを、

取れる安心感と、向き合う勇気、

そしてお互いに受け容れる余裕が大切です。

 

また、これをいわゆるラブラブ期、ロマンス期、という、

恋愛感情が薄くなったり、なくなって、情的感覚が強くなる時期に入ってからは、

モチベーションが不足したりするのです。

 

良い時期に、わざわざ、ネガティブなトピックスは持ち込まず、

目をつぶってやり過ごしたい。

という方も多いですし、

 

ケンカはとにかく嫌なので、と、

腫れ物に触るように、不満や、不安も隠す方もいるのですが、

永く関係を構築していく中では、

 

結婚前、結婚初期の様な、いわゆる ”いい時期”にどれだけ

向き合いはじめることができるか、

何かあっても大丈夫な関係や、安心感を築いておけるか、は重要です。

 

「ちょっと違和感」を大切に、

この時期にある方は、ぜひ、コミュニケートしてみてくださいね。

 

そしてもちろん、ケンカを売ろう!ということではなく、

この時期らしい、スイートな方法でアプローチを初めてみるのがおすすめです。

 

すごくネガティブな想いがあるけれど、

ま、時間が解決してくれるだろう、というのは、

そうでもないことも多いのです。

感情的なままに、早急すぎる扱いをする必要もないのですが、

一拍置いて、残っているわだかまりは、できるだけ、

シェアしてみると、

未解決のまま封印して、発酵してしまうようなことなく、

そして、2人の経験値としての一歩が築かれていきますね。

 

 

結婚式のことでパートナーと衝突したら。

以前、まだサンディエゴに住んでいたときに、「結婚式のことでモメている」という国際結婚カップルのご相談をお受けしたことがありました。

結婚式は夫婦になるための最初の共同作業とも言われていますが、ウェディングにまつわるあれこれがもとで険悪になるカップルも少なくありません。

式の詳細について、カップルの間で意見が食い違うポイントはいろいろあります。

結婚式のスタイル、何人くらいのゲストを呼びたいのか、予算や特別なこだわりなどなど…

私は「すべての結婚は異文化体験」だと思っています。

違う人間同士なのですから、異なって当たり前のお互いの価値観がぶつかりあい、コミュニケーションスキルや人としての器の大きさをもってうまく折り合いをつけることができないときに喧嘩へと発展する…とも言えるでしょう。

ただ、国際結婚であるがために、ふたりの「違い」の幅が極端に大きくなりやすいことは確かです。結婚式の場合は、そもそもどこで行うのか?ということだけでも一気に選択肢が広がってしまいます。

ご相談をお受けしたカップルは「彼の国」での式になることは決まっていました。彼女もそれなりに家族や友人を招待していましたが、彼が招待したゲストに比べると実際に出席できる人数は極端に少なくなります。

そんな中、彼がさらに高校時代の友人などを招こうとしたことをきっかけに、ふたりの考え方の違いが表面化していました。

彼女の懸念は、せっかく日本から来てくれる人たちに気持ちよく過ごしてもらいたいというところにあり、例えば彼側のゲストだけが英語で盛り上がってしまって、あまり歓迎されていない雰囲気になったらどうしようと心配していました。

(実際に現地の言葉がよくわからないまま留学なり長期滞在をした経験がある方は、この「自分には理解できない言語を話す人たち」に囲まれて寂しい思いをしたという体験に覚えがあるのではと思います)

カップルは自分たちでも十分話し合いをしてきたけれど、なかなか思うように解決できずに「自分たちは相性が悪いのではないか」とまで思い詰めていました。

そこで、私が間にたって問題を交通整理し、お互いにとってベストな言語で、きちんと届くコミュニケーションをとってみたところ、そこで初めてお互いに主張していた背景にある心情を理解できた…と言われたのです。

彼からは「これほど明快に説明されたことはなかった」という言葉とともに、彼女の気持ちも理解できる、ゲストの人数が違っていても、絶対に彼女のゲストを寂しい気持ちにさせない工夫を一緒に考えよう、という提案がありました。

彼女も彼の真摯な態度に、人数をできるだけ均等にすることだけにこだわり続けるのではなく、お互いに満足できる案を考えましょう、と前向きになってセッションを終えました。

ふたりは新たな気持ちで一か月後に迫っていた式の準備に取り組み、その結果、ふたりともが納得のいく式を無事に執り行うことができました。たった1度、60分程度のセッションをしたことが、ふたりの夫婦としての最初の一歩を踏み出すという大事な日を素晴らしいものにする助けになったのです。

結婚式を思い出に残る素晴らしいものにできた、ということ、そしてそれ以上に、これから人生をともにするパートナーとこのような経験をシェアしたことで、これからの結婚生活を円満に送っていくツールがひとつ増えたことは有意義だったと思います。

プレマリッジ・プロジェクトは、結婚する前に心配なことがある、既に衝突しているポイントがある、もしくは、「何が問題になり得るかまだイメージできていない」というカップルにも、夫婦としての最初の一歩をスムーズに踏み出すためのサポートになるものです。

次回のZOOMオンラインセミナーは8月31日(木)午後10時から開催します。お申込みはこちらからお願いします!

 

スキンシップが苦手な彼


好きな人と結婚して、
結婚した人を好きでいよう。

をテーマにしているプレマリッジ・プロジェクト。

今日は、カップルの間で時折問題にも発展する、この話題について。
スキンシップを嫌がる彼

一般論として、男性と女性とでは許容できる他者との身体的距離感に20センチ程度の開きがあると言われています。

つまり、

男性は遠く、女性は近い。

まず、

スキンシップに対する男性側の消極的な態度の背景には男女の身体的距離感の違いがあるわけです。

でも、

そんなことを言うワリにセックスはするし、付き合い始めた頃はもっと情熱的だったじゃない⁉︎

と、思うかもしれません。

軽めのスキンシップが苦手という男性もセックスに至っては積極的だったり、交際初期には女性以上にスキンシップを求めてきたりもします。

セックスできるのにハグするのが照れくさいってどういうこと?

一見相反するその態度がいっそう、女性側の不安と不満を助長するのかもしれませんね。
恥ずかしい、照れくさい。

なぜ男はスキンシップが苦手なのか?

それは、普段はあまり開くことのない心のドアがスキンシップの距離感に近づくことで刺激されるからかもしれません。

女性と比べ男性は、心動くことが得意ではありません。

心を開いたオープンなコミュニケーションには無意識で抵抗するし、苦手な感情を刺激されるものから遠ざかろうとします。

セックスが大丈夫なのは、そんな心を開く照れくささを越えてアドレナリン的高揚感の中に入っているから。

この点を見ても、セックスをオープンな心のコミュニケーションのひとつと捉える女性とは根本的に違います。

スキンシップを嫌がる彼を見て寂しい気持ちになるという時。

そんな時には、彼の態度よりもその背景にある苦手意識に注目してみましょう。気持ちが冷めたということではないので、まずはゆっくりと距離感を縮めていくことが大切。

無理強いは逆効果になる場合もあるので、目を見て話したり、そっと腕に触れてみる位から少しづつ始めていくのがおすすめです。

オンライン無料セミナーを開催しています

どなたでも参加いただけるオンラインセミナー、次回は8月31日(木)22時〜23時

安東秀海が担当します。

※こちらはZOOMを利用したオンラインセミナーです。受講にはオンライン環境が必要です

 

知っておくと、意識ができる。

 

「知識があると、意識ができる」

 

 

私が先日のzoomセミナーで言った言葉みたいなんですが、

 

受講生さんがFacebookに感想・ご紹介として書いてくださった中で読んで、

 

良い事言ってるやん!!って思いました(笑)

 

こんにちは、安東美紀子です。

 

 

今回は、『うまくいっているカップルはできている”コミュニケーション”3つのポイント』

ということで、お話をさせて頂きました。

ここでもちょっとご紹介しますね。

 

 

3つのポイントは、

①バウンダリー(境界線)

②アサーティブ(自分も相手も尊重しながら、けど素直に想いを伝える)

③自分のセンターを意識できること

 

という、パートナーシップに限らずとても基本的で、シンプルなこと。

 

なんですが!

 

パートナーシップが行き詰まっている時のコミュニケーションは、

必ずと言っていい程、

この3つのどれかが、もしくは全てが、

見失われています。

 

 

例えば、

③めちゃめちゃ不機嫌で、怒りを内包しているけれど

自分でそれに気づいていない

 

とか、

 

②全然自分の主張ができなくて飲み込んじゃう。

とか、

何か意見をいう時には、感情的にしか言えない。

また、

相手を否定する様なコミュニケーションになる。

 

①夫婦なんだからこうしてくれて当たり前でしょ!

どうしてわかってくれないの!!

 

という具合に。

 

心当たり・・・ありますよね?

 

私も、もちろんありますよ^^

 

これを、完璧に、

”バウンダリーを意識して、

アサーティブなコミュニケーションで、

自分がセンターにあるかどうかは、認識しましょう。”

 

というのではなく!!

そんなのなかなか人間味もなく、まず難しいと思うんですが、

 

ちょっと頭の片隅に置いておいて、

 

「わーーー。あんな全否定してしまったけど、

なんかもっと言い方あったかも。」

 

とか、

 

「なんでこうしてくれへんの!!ってグルグルしてたけど、

私と彼は違うねんから、しゃーないよな。

どうしたらもうちょっと伝わるやろう。」

 

「あかん、もう2時間寝てたら、

こんな言い方せんかったのにーーー」

 

と、

 

ちょっと自分にフィードバックできる材料となって、

 

「なーなー、ごめんなー。言い過ぎた。」

と言えたら、

色んな感情を凍結させたり、醗酵させたりせずに済むと思うのです。

 

 

離婚のお話合いが混沌としてしまう時って、

もう、ここが、本当にガタガタになっていたりします。

 

あの時言わなかった、あの想いがどんよりと醗酵していたり、

もう、パートナーが ”あなたとはやって行けない” と言っていることが理解できなくて、

もう一度関係を構築することに投資できず、

そんなのおかしい!と、”こうあるべき” にこだわって、

関係を硬直させてしまう。

 

 

逆にこのあたりのポイントが意識できていると、

すごーく激しい喧嘩ばかりしている様なカップルでも、

喧嘩が溝を深めるものではなく、絆を深めるものになっていたりします。

 

そして、圧倒的にうまくいっているカップルは、

この3点、まず、抑えられています。

それは意識的にということでなく、それが”当たり前”レベルで浸透していることも多いですけどね。

 

もう一度繰り返しになりますが、

依存しちゃいけない、

感情的になっちゃいけない、

いつもご機嫌よくセンターで居続けよう

 

ということではありません。

 

バウンダリー、アサーティブ、センターを意識できる

 

 

うまくいく秘訣なんだな。と、知りながら、

関係構築に投資していくことで、

より良い、より親密な、関係を育んでいけるということ。

 

 

今回のzoomセミナーでは、

少しグループワーク等も行い、皆さんのお声が聞けて、

とても嬉しく、エネルギーも頂きました。

また色々なディスカッションができれば幸いです。

 

 

 

異性でも同性でもパートナーを求める気持ちは同じ

先日、同性愛者の少年の苦悩を描いたスペインの小説の翻訳プロジェクトについて知りました。

「ぼくを燃やす炎」を翻訳するプロジェクト

クラウドファンディングで、8月21日の真夜中までに目標金額に達成すれば、翻訳プロジェクトが始動するという仕組みです。

そして、このプロジェクトが成立すると、同時に、セクシュアル・マイノリティ自身が必要な情報を社会に向けて発信していくためのツールとなるプライド叢書がスタートするとのこと。

私たちの行っているプレマリッジ・プロジェクトは、結婚を決めたふたりが、パートナーシップについて深く考えてみるという機会を結婚前に持ってほしいという思いから始まっています。

今のところ、日本で結婚という制度を利用できるのは異性愛者のみ。同性愛者の人はパートナーとの関係をオフィシャルなものにしたくても、結婚という形はとれないという現状があります。

でも、実際に「結婚しているかどうか」よりも大切なのは、そこに「ライフ・パートナーとして一緒に人生を歩んでいこう」というコミットメントがあるかどうか?ということ。

これは相手が同性でも異性でも変わらないと私は考えています。

「是が非でも結婚したい」という気持ちで長い間活動をしていて、思うような相手に出会えないと嘆くとき、そもそもなぜ「結婚」がしたいのか?結婚という形にこだわる理由はなぜなのか?という点をとことんつきつめてみることで、自由になれることもあるのではないでしょうか。

今は「世間の目が気になるから」「親が結婚しろというから」という理由で結婚しなくてもいいのです。その意味で、自分の意志で結婚しない選択をする人が増えるのは、個人の幸せという意味ではよいことではないかなと思っています。

自分の性的志向に納得していて、たまたま異性愛者だったために結婚する権利がある人は、「世の中には、結婚がしたくてもその制度を利用できない人々がいる」ということと、「結婚しない権利も自分にはある」ということについて、今一度考えてみていただければ・・・と思います。

そして、LGBTについて関心のある方は、こちらの翻訳プロジェクトについてもぜひチェックしてみてください!

 

***次回のZOOMセミナーは8月31日(木)午後10時から!お申込みはこちらからお願いします!***